人間が、その存在のなかにある真実のものや本物に近づくには、
美意識や精神的な感性に栄養を与えなくてはならず、
「茶の湯」はそのような生活にいたる道を進化させてきたと言われています。
そしてその本質はとてもシンプルで、
親しい友と集い、食事を共にして、一服の茶を飲みながら
休息のひとときを楽しむだけのことなのです。
人間としての最もありきたりな営みは、私たちをとりまく全てのものに
感謝する気持ちを呼び覚まし、心通わせ、調和することに喜びをもたらします。
普段着でテーブルにつき、ゆったりとお抹茶を喫するひととき。
作法にとらわれるのではなく、日常的に楽しめる茶の湯を通して
あなたの平和を見つけて欲しい。
「一服のお抹茶を通して、一緒に心の旅をしませんか」
そんな思いで始めた『tea journey』
一服のお抹茶が、皆さんの生活をより豊かにすることを願っています。
またこの活動を通じて、日本が世界に誇れる「茶道」「茶の湯」という文化を
一人でも多くの方に親しんでいただき
その素晴らしさを再認識していただくことによって
茶の湯に関わる全ての職人・芸術家の活躍の場を
保全することに役立ちたいと考えています。
深澤里奈 / Rina Fukazawa
フェリス女学院大学卒業後、(株)フジテレビジョンに
アナウンサーとして入社し、様々な番組を担当。2004年退社。
その頃から、自己の内なる声と向き合うライフスタイルへと移行し、
ヨガや菜食などを取り入れながら、
心身の「美」に関するテーマを中心に、
各メディアでパーソナリティとして情報を発信し続けている。
中でも、15歳より稽古を開始した茶の湯に関しては、
江戸千家十世家元・川上宗雪氏のもと、
2008年茶の湯師範としての道号「深澤里雪」の相伝を受けた後、
2009年より心の調和を第一の目的とした、
着物と正座を必要としない、全く新しいスタイルの
茶の湯ワークショップ「tea journey」を立ち上げ、展開。
呼吸から始まるそのワークショップは、訪れた人々の心を穏やかにするとして、
既存のものと一線を画している。
現在メディアでの活動と平行して、年間のべ1000人弱の生徒と交流を持ち、
茶の湯がもたらす心の調和、平穏を伝える活動を精力的に続けている。